『前歯が出ているのを治したい』
患者様は50代女性、昔から前歯が出ているのが気になっていたが従来型のワイヤー矯正には抵抗があったためを、矯正せずに来てしまったそうです。当院でマウスピース型の矯正システムを用いていることを同じ会社の方に聞いたそうで、相談に来られました。患者様の話を聞いていくと、前歯が出ていることが気になっていること、ワイヤー矯正は行いたくないこと、歯を抜きたくないこと、などの希望を持っていました。そこで、歯を抜かずにできる限り前歯の突出感を改善する治療計画を立てました。今回は奥歯は動かさないため、前歯のみの矯正システムである、インビザラインGoシステムを適応しました。
すでに治療をされている歯が多かったため、なるべく治療済みのところを調整して歯並びを改善していきました。治療期間は約6ヶ月で前歯の突出量は3〜4mm改善されました。患者様は初めのアライナー数枚は歯を動かす痛みがあり辛かったとおっしゃっていましたが、その後は痛みにも慣れ大きな問題もなく治療を終えることができました。何よりずっと気になっていた前歯の突出感が、こんなに短期間で目立たずに改善できたことをとても喜んでくれました。突出感の改善には一般的に抜歯が必要となる場合が多いですが、患者様によっては今回のように抜歯をせずにある程度改善することはできます。前歯の突出感が気になる方は一度ご相談ください。
治療前 | 治療後 |
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治療前1 治療前2 治療前3 |
治療後1 治療後2 治療後3 |
治療内容
インビザラインGo矯正治療
概算治療費
約50万円
治療期間
約6ヶ月
矯正治療とコンポジットレジン修復治療のデメリット
《矯正治療のデメリット》
・治療期間が長くなる
・矯正治療中に違和感がある
・1日20時間以上マウスピースを使う必要がある
・自費診療(保険適用外)